• 2024年9月19日

アルコールのカロリーについて

 渋谷神泉こころのクリニックです。

 今回はアルコールのカロリーについて解説したいと思います。

 アルコールは、タンパク質、脂質、炭水化物のように、体脂肪として蓄積されることはありません。そのため、アルコールのカロリーは「エンプティ カロリー(空っぽのカロリー)」と呼ばれ、そのほとんどは熱産生に利用されます。

 とはいえ、アルコールによる熱産生は、結果的にその分の糖質や脂肪を節約するわけですから、そのカロリー相応の抗減量作用(体脂肪温存作用)があるということになります。極寒地で懐に忍ばせたウォッカを飲むのは、体内のエネルギーを使わずに熱産生できるという意味もあるのかもしれません。

 ちなみに、主なアルコール飲料と主食のカロリーの例は、以下のとおりです。

 おおまかには、「缶ビール1本でごはん1杯」、「ワイン1杯でロールパン1個」程度ということですね。

 参考になれば幸いです。

 それでは、また!

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