- 2024年5月11日
電柱広告について② ~余白とコントラスト~
渋谷神泉こころのクリニックです。
今朝は駒場周辺の電柱広告を確認してみました。
![](https://ss-kokoro.com/blog/wp-content/uploads/2024/05/1c8c016bff8ffe1fed57c2ce0e0b559b-449x600.png)
閑静な住宅街といった雰囲気で、周囲にあまり看板や広告がなければ、意外と識別できる印象でした。
電柱広告も情報過多になると、広告全体が一枚の抽象的なモザイク画にしか見えなくなる可能性があります。そのため、余白は意識的にもうけるべきだと思いました。このデザインは、ロゴ周囲の余白が有効に作用していると思います。
また、白地に紺色の組合せも、コントラストが効いて視認性を高めていると思います。
反面、広告の上下を挟んでいる灰色地に白抜きの文字の部分は、コントラストが不十分でやや見づらく、灰色地そのものも電柱のコンクリート色と同化しているため、単に広告面を狭めるだけになっている気がします。
![](https://ss-kokoro.com/blog/wp-content/uploads/2024/05/66baf65d45637e399bda385a527ecd86.png)
こうした視点で電柱広告を眺めながら歩いていたところ、近くで目にした「吉田医院」様の広告などは、必要最小限の情報が見やすく表示されており、白と青のコントラストもはっきりしていて、良いデザインだと思いました。
前回の記事と合わせて、次に新しく電柱広告を出す場合には、縦書きで余白とコントラストを重視した以下のようなデザインにしようと考えています。
![](https://ss-kokoro.com/blog/wp-content/uploads/2024/05/069e5053a20135c8bb40b2cd1be29b44-1-416x600.png)
何事も試行錯誤と勉強ですね。
それでは、また!