パリ五輪に関する雑感⑤

　渋谷神泉こころのクリニックです。

　8月11日にオリンピックが閉会され、8月28日から9月8日にパラリンピックが開催されます。

　オリンピックのメダル数について、金メダルの獲得数で上位10チームをまとめると、結果は以下のとおりでした。

　わが国は、人口減少や経済力の相対的衰退などの影響から、今後、獲得メダル数も減っていくのではないかと予想されていましたが、かなり善戦していると思います。とはいえ、東京オリンピックのメダル獲得数（金27、銀14、銅17）を超えることは当面難しそうですが……。

　ちなみに、東京オリンピックの金メダル獲得数の上位10チームは以下のとおりです。

　五輪のメダル数と経済力との相関は、東京五輪後に作成された「オリンピックと国威発揚、メダル数と経済力の深い関係～データで見る国際秩序(4)」に分かりやすくまとめられています。

　オリンピックに関しては、「欧米が自国に有利になるように頻繁にルールを変える」などの批判も多いのですが、その中でもこのような成績を残すあたり、わが国もかなり奮闘していると言えますね。ただ、金メダルだけではなく、メダルの総数や人口当たりのメダル数で比較すると、英・豪・蘭には層の厚さが感じられます。

　それにしても、こうして表で比較すると自国開催の優位性はかなりのものがありますね。

　それでは、また！