郵便料金の改定について

　渋谷神泉こころのクリニックです。

　最近、郵便局に行った際に知りましたが、2024年10月1日から郵便料金が改定されるようです。

　実は、2023年12月18日に総務省から情報通信行政・郵政行政審議会への諮問があり、2024年6月13日にも日本郵便からの発表があったことなどが、これまでにも何度も報道されておりましたが、全く記憶にありませんでした……(;^_^A

　値上げの理由は、郵便の利用数の減少と、物流コストの上昇で営業費用の増加が見込まれることのようです。郵便事業の営業損益は、民営化以降では2022年度に初めて赤字となっています。総務省の試算によると、今回の値上げを行わない場合、2028年度には3439億円まで赤字が拡大するようです。一方で、値上げを行った場合でも、2025年度には67億円の黒字に転換するものの、2026年度には再び400億円の赤字に転じ、2028年度には赤字額が1232億円に拡大するようです。

　私自身の周囲でも、年賀状や暑中見舞いの枚数は年々減少していますので、値上げが不可避であることには納得感があります。

　これも、現代社会に制度やサービスが適応する過程の一部であり、巨視的にはインターネットやSNSの普及、ペーパーレス化などを背景とした時代の動き、大げさに言えば歴史を目撃しているということになるのでしょう。

　それでは、また！