• 2024年6月4日

会議や講義の眠気対策

 渋谷神泉こころのクリニックです。

 私は元々、会議や講義などで居眠りすることが多くありました。

 しかし、私もいろいろと経験を積む中、最近はそれを克服できてきているように思います。

 対策は二つで、一点目は睡眠をしっかりとること、二点目は予備知識をつけることです。

 睡眠不足の場合、どのように頑張っても眠くなることは避けられません。重要な会議の前日はしっかりと寝る、午後の会議には昼休憩に仮眠をとるなどの対策がかなり有効です。ちなみに、睡眠に関しては質よりも量が大切で、毎日7~8時間程度の睡眠が必要といわれています。

 また、身体的に余裕があったとしても、全く知らない話を受動的に聞くことは、非常に脳を消耗させます。そのため、会議や講義に際してはある程度の予習が有効です。私の体感としては、話の内容のうち6~7割程度が既知である場合、かなり楽に理解できますし、自分の意見もまとめやすい気がします。

 私自身の最近の具体例として、数箇月前に受けた防火・防災管理者講習に際しての取組みを御紹介します。受講前、防火・防災管理に関する知識はほとんどありませんでしたので、このままでは、2日間にわたる講習を居眠りせずに受け切ることは難しいと思いました。そこで、当日購入予定の講習テキストを、メルカリで入手し(古い版でしたので、結局当日も新規購入しましたが)、何度か読み流して全体像を把握しました。その結果、実際の講習もあまり負担なく興味深く聴くことができ、理解がさらに深まりました。

 ただし、何を予習すれば良いのかが明確であり、それをある程度こなせる時間もあることが条件ですので、そうでない場合には割切りも必要ですね。

 参考になれば幸いです。

 それでは、また!

渋谷神泉こころのクリニック
精神科・心療内科
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